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10月, 2013の投稿を表示しています

多角化事業を分離する大手製薬企業が増加、次の焦点はファイザーのエスタブリッシュ医薬品(後発品)

多角化事業の再編を進めるファイザーは今年、動物薬子会社Zoetisを分離し、株式公開に成功。来年1-3月期からは「エスタブリッシュ医薬品」、「発明新薬」、「ワクチン・抗がん剤・大衆薬」の3事業に分割して決算報告書を作成する。分社化への準備と見られている。

アクテリオンの肺動脈高血圧症(PAH)治療薬OpsumitをFDAが承認

スイスのアクテリオンは97年にロシュから独立して世界初のエンドセリン受容体拮抗剤の開発に成功した。2000年発売の肺動脈高血圧症治療薬トラクリア(一般名=ボセンタン)は現在、世界で8万人以上に使用され、年間売上は15億スイスフラン(1630億円)。同社売上高の87%を占め、15年に予想される特許終了が懸念材料だった。後継品Opsumit(一般名=macitentan)がFDA承認を取得した翌日は株価が7%も上昇した。 エンドセリンは、現在はテキサス大学教授となっている柳沢正史先生を中心とする筑波大学グループが88年に発見した。「最強の血管収縮作用」を示す生体内物質として肺高血圧、心不全、腎不全といった致死的な病態との関連が世界的に注目され、20社以上が新薬開発に取り組んでいた。日本からのノーベル賞候補として注目された時期もあった。

ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)が再度、通期の業績予想を上方修正

J&Jの通期予想 は医療用医薬品の好調(1-9月期10%増)から上方修正。前立腺がん治療薬Zytiga、抗血液凝固薬イグザレルトなどの新薬が貢献、欧州特許が終了した抗リウマチ薬レミケードも堅調。買い推奨を継続するアナリストは田辺三菱から導入したSGLT-2阻害剤の糖尿病治療薬Invokanaに注目している。