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田辺三菱製薬カナダ子会社Medicago、SARS-CoV2 virus 対応植物由来virus 様粒子作成成功

カナダのQuebec に拠点を置く田辺三菱製薬のカナダ子会社Medicagoは、新型Coronavirus感染症(COVID-19)への取組みにおいて、植物由来virus 様粒子(VLP)の作成に成功したと発表した。COVID-19 を惹起するSARS-CoV-2 virus の遺伝子解析結果の報告から、わずか20 日後に当該Coronavirus に対応するvirus 様粒子(VLP;Virus Like Particle)の作成に成功した。COVID-19 のVLP 作製は、ワクチンを開発するための第一歩であり、Medicago は安全性と有効性に関する前臨床試験を実施している。本前臨床試験が順調に進めば、ヒトでの臨床試験を2020 年夏(7 月/8 月)までに開始するために規制当局と協議する予定である。

カナグリフロジン(販売名:INVOKANA)がGLP-1受容体作動薬と同等のA1C降下作用

Real-World Evidence Shows Oral INVOKANA® 300 mg Demonstrates Comparable A1C Reduction and Control to Injectable GLP-1 Receptor Agonists May 5, 2017 経口剤のカナグリフロジン(販売名:INVOKANA)がGLP-1受容体作動薬と同等のA1C降下作用を示した。

C 型肝炎治療薬ハーボニ(HARVONI)をFDAが優先審査で承認

ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)のC型肝炎治療薬「ハーボニ」(HARVONI)が承認された。ギリアドが昨年発売した「ソバルディ」に、NS5Aプロテアーゼ阻害薬レジパスビル(一般名)を加えた配合剤である。FDAは昨年(2013年)12月にブレークスルー指定(BTD)しており、加速承認制度の下で迅速な審査が行われた。 ウイルス遺伝子1型(HCV1)の感染者約1,500 人を対象として行われた3本の第3 相臨床試験(ION-1、ION-2、ION-3 試験)が承認の根拠となった。リバビリン非併用の患者863例のうち94~99%がSVR12(投与終了後12週目の持続性ウイルス学的著効)を達成し、完全治癒とみなされた。 ギリアドが計上した2014年第1四半期(3ヶ月間)のソバルディの売上高は22億ドル(2,300億円)を超え、発売初年度から8000億円を超えて史上最大の新薬発売になると予想されている。ソバルディ(一般名ソホスブビル、sofosbuvir)はC型肝炎ウイルスの複製に必要なRNAポリメラーゼを阻害する核酸アナログ製剤で、インターフェロンやリバビリンの併用を必要としない「インターフェロン・フリー」を初めて実現した。 1日1錠12週間服用するソバルディの費用は8万4000ドル(900万円)となり、高額の価格設定に批判が集まっていたが、ハーボニはさらに高い9万4500ドル(1,000 万円)とされた。ギリアド経営陣はJ&JのOLYSIO(一般名シメプレビル)、メルクのボセプレビル、Vertexのテラプレビル(国内製品名「テラビック」、田辺三菱)といったプロテアーゼ阻害剤の併用が不要になるので100万円を上乗せしても、患者にとってのメリットは大きいとしている。 参考:日本では2014年9月23日に、遺伝子1型C 型慢性肝炎治療薬としてレジパスビル・ソホスブビル配合剤の承認申請を行った。

田辺三菱がVivusに導出した勃起不全(ED)治療薬アバナフィルをサノフィが新興国市場で販売

田辺三菱の海外展開 は上記カナグリフロジンと同様のライセンス・アウト(特許権許諾・導出)が中心だ。PDE5阻害剤のED治療薬アバナフィルは導出先のVivusが12年4月に米国、13年6月に欧州で承認を取得した。サノフィはアフリカ、中東、東欧、ロシアといった新興国市場での開発・販売権をVivusからサブ・ライセンスされた。サノフィは新興国市場に強みを持ち、売上高の1/3を新興国で計上している。Vivusはサンフランシスコ近郊のベンチャー企業。偶然ではあるが、自社開発の抗肥満薬QsymiaがエーザイのBelviqと競合するなど、日本企業と関わることが多い。

田辺三菱製薬が開発したSGLT-2阻害剤の糖尿病治療薬Invokanaを欧州委員会(EC)が承認

田辺三菱の海外展開は上記カナグリフロジンと同様のライセンス・アウト(特許権許諾・導出)が中心だ。PDE5阻害剤のED治療薬アバナフィルは導出先のVivusが12年4月に米国、13年6月に欧州で承認を取得した。サノフィはアフリカ、中東、東欧、ロシアといった新興国市場での開発・販売権をVivusからサブ・ライセンスされた。サノフィは新興国市場に強みを持ち、売上高の1/3を新興国で計上している。Vivusはサンフランシスコ近郊のベンチャー企業。偶然ではあるが、自社開発の抗肥満薬QsymiaがエーザイのBelviqと競合するなど、日本企業と関わることが多い。

ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)が再度、通期の業績予想を上方修正

J&Jの通期予想 は医療用医薬品の好調(1-9月期10%増)から上方修正。前立腺がん治療薬Zytiga、抗血液凝固薬イグザレルトなどの新薬が貢献、欧州特許が終了した抗リウマチ薬レミケードも堅調。買い推奨を継続するアナリストは田辺三菱から導入したSGLT-2阻害剤の糖尿病治療薬Invokanaに注目している。

新発売の多発性硬化症(MS)治療薬Tecfidera(Biogen Idec)の販売が好調

MS治療薬Tecfideraの処方箋枚数(週間)は発売5週目で2,000枚に達した(米国IMS調査)。年間売上高はアナリスト予想の2倍、8億ドルに達する勢いだ。経口投与のMS治療薬として先行するGilenya(Novartis/田辺三菱)の処方箋枚数は現在3000枚。2,000枚を超えたのは40週以降だった。

SGLT2阻害剤の糖尿病治療薬カナグリフロジン(J&J/田辺三菱)をFDAが承認 [3/29]

SGLT2阻害剤カナグリフロジン (製品名INVOKANA)は田辺三菱が創製し、導出先のJ&J が昨年5 月にFDA申請、今年1月に諮問委員会の承認勧告を得ていた。1万例を超えるP3試験でDPP4阻害剤ジャヌビアを上回る血糖降下作用と体重減少効果を証明、収縮期血圧の低下も観察された。一方、ブリストルマイヤーズとアストラゼネカが共同開発し、世界初のSGLT2阻害剤として昨年11月に欧州で承認されたダパグリフロジンは米国での審査が難航、昨年1月にCRL(現時点での非承認通知)が発行されている。

多発性硬化症(MS)の経口治療薬Tecfidera (バイオジェン・アイデック)がFDA承認を取得

MS治療薬として世界初の経口剤となったノバルティスのGilenya(日本名=イムセラ)は発売2年目の2012年に12億ドル(1000億円)を超え、導出元の田辺三菱の特許料収入は100億円を上回る見通し。しかし、同じく経口剤のMS治療薬としてAubagio (サノフィ)が昨年9月、Tecfidera(バイオジェン・アイデック)が今年3月に発売され、競争が激化しそうだ。バイオジェンはMS市場でAvonex(12年販売額29億ドル)とTysabri(同16億ドル)を販売しており、自信を持っている。強気のアナリストは、「再発減少率(44%-53%)はGilenyaの54%には及ばないがAubagioの肝障害、Gilenyaの除脈といった副作用問題がないので、TecfideraはMS治療薬市場で最大となる39億ドルに達する」と予想している。

田辺三菱製薬がJ&Jに導出したSGLT-2阻害剤カナグリフロジンをFDA諮問委員会が承認勧告 [1/10]

SGLT-2阻害剤は尿からの糖分再吸収を抑制する新しい薬理の糖尿病治療薬で体重減少効果も期待される。田辺三菱製薬のカナグリフロジンは導出先のJ&Jが12年5月に米国、6月に欧州で申請していたが、FDA諮問委員会は採決結果10対5で承認勧告。先行するSGLT-2阻害剤FORXIGA(ダパグリフロジン)と比べて審査は順調である。FORXIGAはブリストルマイヤーズ・スクイブ(BMS)とアストラゼネカ(AZ)が共同開発し、世界初のSGLT-2阻害剤として昨年11月に欧州で承認された。一方、米国では11年7月にFDA諮問委員会が非承認勧告、12年1月にCRL(現時点での非承認通知)と難航している。

経口投与の多発性硬化症(MS)治療薬AUBAGIOがFDA承認を取得(サノフィ)

多発性硬化症の経口治療薬として世界で初めて2010年秋に発売されたGilenya(日本名イムセラ)はノバルティスが直近4-6月期に3億ドル(240億円)近い世界売上を計上した。発売二年目で年間10億ドル(800億円)を超し、田辺三菱製薬が受け取る特許料収入も100億円を超す見通しだ。MS治療薬として2番目の経口剤となるAUBAGIOとの競合を跳ね返し、20億ドル製品へと一段の成長が期待される。

フィラデルフィアで開催された米国糖尿病学会(ADA)でSGLT2阻害剤の発表が相次ぐ

SGLT-2 阻害剤 の糖尿病治療薬の開発が佳境に入ってきた。一番手の dapagliflozin ( BMS/AZN 共同開発)は FDA が今年 1 月に承認を見送った後、欧州では 4 月に承認勧告となった。今年の米国糖尿病学会( ADA )ではカナグリフロジン( J&J /田辺三菱)が 5 本の P3 試験で得た好結果を発表。さらにベーリンガー・インゲルハイムとイーライ・リリーが P3 段階で共同開発中の empagliflozin の P2b 成績を発表。 90 週間にわたり HbA1c 、 FPG (空腹時血糖値)、さらに体重の減少を達成している。