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JAK阻害薬による禿頭症治療

03/16 LLY , JAK inhibitor , Alopecia areata Lilly Receives FDA Breakthrough Therapy Designation for Baricitinib for the Treatment of Alopecia Areata リリーのバリシチニブ(商品名:オルミエント)による禿頭症治療がFDAの画期的治療指定(BTD)を受けた。 (参考) JAK阻害薬による禿頭症治療ではファイザーがゼルヤンツの後継品PF-06651600で先行しており、2018年9月にBTDを受け、2019年1月にはフェーズ2B/3段階の臨床試験を開始している。

乾癬性関節炎(PsA)に対するJAK阻害薬RINVOQのP3試験結果

02/05 AbbV , JAK inhibitor , Psoriatic Arthritis RINVOQ™ (upadacitinib) Meets Primary and Key Secondary Endpoints in Phase 3 Study in Psoriatic Arthritis アッヴィが開発したJAK阻害薬RINVOQ(一般名ウパダシチニブ)が乾癬性関節炎(PsA)にたいする第3相試験において主要評価項目と副次評価項目を達成した。1日1回15㎎または30mgを活動期にあって他の疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)が無効もしくは不耐性となった患者を対象として12週間経口投与した第3相SELECT-PsA 1 臨床試験の成績である。 (参考) RINVOQはメソトレキセートが効果不十分もしくは不耐性となった中等度から重度の関節リウマチを適応症として昨年(2019年)8月にFDAが承認した。PsAのほかにもクローン病、潰瘍性大腸炎を対象とする第3相試験を実施している。

ループス腎炎患者にたいするCD20標的抗体による治療

Nov 11, Roche , CD20 targeted , Systemic lupus erythematosus (SLE) Roche’s Gazyva (obinutuzumab), in combination with standard of care, more than doubles the percentage of lupus nephritis patients achieving complete renal response, compared to standard of care alone - Roche plans to initiate enrollment in a phase III programme CD20標的抗体医薬ガザイバ(一般名オビヌツズマブ)は標準治療法との併用により、ループス腎炎患者の全腎臓反応率を倍増した。ロシュは第三相臨床プログラムを開始する予定。

全身性エリテマトーデスに対するインターフェロン阻害薬の効果

Nov 11, AZN , Interferon blocker , Systemic lupus erythematosus (SLE) Anifrolumab demonstrated superiority across multiple efficacy endpoints in patients with systemic lupus erythematosus in Phase III TULIP 2 trial アストラゼネカが開発中のインターフェロン阻害薬アニフロルマブが全身性エリテマトーデス(SLE)び対するP3試験TULIP2において複数の主要評価項目で優位性を示した。 (参考) アニフロルマブはインターフェロン受容体 1型のサブユニット1に結合し、IFNα、IFNβ、IFNωなどすべての1型インターフェロンの作用を阻害する。アストラゼネカは2004年に、メダレックスから導入した。メダレックスはその後、2009年にブリストルマイヤーズに買収・統合された。全身性エリテマトーデスの治療薬としてはGSKが開発したBAFF阻害薬Benlystaが 2011年に 取 FDA承認を 得した。しかし、売上高は700億円と低迷している。そ の後、IL-23阻害薬ステラーラ、CD20標的薬オビヌツマブ(Gazyva)など、自己免疫疾患治療薬の臨床試験が難航している。

ステラーラが潰瘍性大腸炎の追加適応症を取得

Oct 21 , Janssen , Ulcerative colitis , IL-23 inhibitor Janssen Announces U.S. FDA Approval of STELARA® (ustekinumab) for the Treatment of Adults with Moderately to Severely Active Ulcerative ステラーラ(ウステキヌマブ)を中等度から重度の活動性・潰瘍性大腸炎の治療薬としてFDAが承認した。 (参考) ステラーラはヤンセンが開発したIL-23阻害薬で2013年に尋常性乾癬、2016年にクローン病の治療薬として承認されている。2018年売上高は52憶㌦(5600億円)だった。

リツキサンの後継品ガザイバによるループス腎炎治療をFDAがブレークスルー指定

FDA grants Breakthrough Therapy Designation for Roche’s Gazyva (obinutuzumab) in Lupus Nephritis リツキサンの後継品としてADCC活性を賦与して開発された抗CD20抗体ガザイバの追加効能として臨床開発中のループス腎炎をFDAがブレークスルー治療(BTD)に指定した。承認されれば慢性リンパ性白血病(CLL、2013年)、濾胞性リンパ腫(FL、2016年)について3番目の適応症となる。リツキサンは安定して7000億円前後の売上高を維持している一方、ガザイバの売上高は500億円を下回っている。 ファーマセットLibrary項目へのリンク  Roche , CD20 , Autoimmune disease

難治性汎発性膿疱性乾癬に対する抗IL-36 抗体BI 655130の成績をベーリンガーインゲルハイム社がNEJM誌上で発表(3月7日)

NEJM 誌は、ベーリンガーインゲルハイム(BI)が開発中のBI 655130 が希少難治性乾癬である汎発性膿疱性乾癬(GPP)の症状を迅速に改善したことを示す、第1 相臨床試験データを掲載した。BI 655130 は、免疫系の中で多くの炎症性疾患に関与している可能性があるIL-36 受容体(IL-36R)の作用を阻害するモノクローナル抗体(mAb)である。 第1 相臨床試験において中等症~重症までの急性期GPP 患者7 人の患者を対象にBI 655130 を単回静脈内に投与し、20 週間の経過観察を行った。GPP の重症度は、Generalized Pustular Psoriasis Physician Global Assessment、およびGeneralized Pustular Psoriasis Area and Severity Index Score を用いて評価した。1 週目に7 人中5 人の皮膚症状が改善し、4 週目には全ての被験者に症状改善が認められた。2 週目に全ての患者で、平均73.2%の皮膚症状の改善が認められた。

クローン病の肛囲複雑瘻孔治療剤としてALOFISELを欧州委員会(EC)が承認

 武田薬品とTiGenix NV(Leuven, Belgium)(TiGenix)が開発中のALOFISEL(一般名:darvadstrocel)について、欧州委員会(EC)が非活動期/軽度活動期の成人のクローン病患者において、既存治療または生物薬品を少なくとも1 回以上実施したにもかかわらず効果不十分な肛囲複雑瘻孔への治療薬として承認した。本剤は、EU で初めて承認された同種異系脂肪由来幹細胞製剤(懸濁剤)となる。  第3 相ADMIRE-CD 臨床試験においてALOFISEL 治療群は、対照群と比較して主要評価項目の24 週時点における複合寛解について統計学的に有意に優れていることが示された。また、フォローアップデータにより、ALOFISEL はクローン病に伴う難治性肛囲複雑瘻孔患者に対して、52 週間にわたって長期的に寛解を維持したことが示唆された。

JAK阻害剤ゼルヤンツの潰瘍性大腸炎に対する効能追加についてFDA 諮問委員会が承認勧告を採択(3/8)

FDA 消化器系薬諮問委員会(GIDAC)が開催され、成人の中等度から重度の 活動性潰瘍性大腸炎(UC) 患者の治療法として、現在FDA に申請中のファイザーの JAK阻害剤 ゼルヤンツ(一般名:トファシチニブ)の一変申請(sNDA)について、承認勧告を採択した。 諮問委員は、10 mg 1 日2 回(BID)投与の使用に関する質問に投票した。最初に、第8 週までに十分な治療効果を達成していない成人患者において、導入期間を8〜16 週延長したトファシチニブ10 mg BID の使用を全会一致(15:0)で賛成した。次にTNF 阻害剤療法に効果不十分あるいは忍容性不良の成人患者の維持療法の継続に10 mg BID の使用に関しても全会一致(15:0)で賛成した。このsNDAのPDUFA による審査のゴールは、2018 年6 月に設定されている。

ゼルヤンツの潰瘍性大腸炎への適応症拡大を承認勧告

FDA諮問委員会はファイザーの JAK阻害剤 ゼルヤンツ(一般名:トファシチニブ)に対して「中等度から重症の 潰瘍性大腸炎 」の追加承認を勧告 2018年3月8日 »  Pfizer ,  JAK inhibitor ,  Ulcerative colitis

炎症性腸疾患(IBD)を標的疾患とする経口・汎JAK阻害薬の開発

JANSSEN ENTERS INTO WORLDWIDE COLLABORATION WITH THERAVANCE BIOPHARMA FOR ORAL, PAN-JAK INHIBITOR DRUG CANDIDATE FOR THE TREATMENT OF INFLAMMATORY BOWEL DISEASE February 7, 2018  ヤンセンはテラバンス バイオファーマと提携して 炎症性腸疾患(IBD) を標的疾患とする経口・汎 JAK阻害薬 を開発する。 Horsham, Pa., February 7, 2018 ― The Janssen Pharmaceutical Companies of Johnson & Johnson announced today their entry into a worldwide collaboration with an affiliate of Theravance Biopharma, Inc. to develop TD-1473, a first-in-class oral, gastrointestinal (GI) restricted pan-Janus kinase (JAK) inhibitor for the treatment of inflammatory bowel disease (IBD), which includes Crohn’s disease and ulcerative colitis (UC). Under the terms of the agreement, Theravance Biopharma will complete a Phase 2 study in Crohn’s disease and a Phase 2b/3 induction and maintenance study in UC, planned to start in 2018. Following availability of Phase 2 data from both studies, Janssen Biotech, Inc. (Janssen) may elect to enter into an exclusive license arrangement...

武田がTiGenix社を買収し、消化器領域の開発パイプラインおよびリーダーシップを強化(1/5)

 タイジェニクス社(TiGenix NV)は、重篤な疾患に幹細胞を使用した新治療薬の開発を進めているベルギーの先進的バイオ医薬品企業である。武田薬品はタイジェニクス社にとって望ましい任意の公開買付けを実施するための「オファー・サポート契約」を締結したと発表した。武田薬品とタイジェニクス社は2016 年7 月に新薬候補Cx601 について、米国外の独占的開発・販売権に関する契約を締結しており、本買収は「消化器系疾患患者に新たな治療の選択肢を提供する」ために既存の提携を発展させるものでる。  Cx601は病変内に注入する同種異系の脂肪由来 幹細胞 の懸濁剤である。少なくとも1 つの従来の治療法、あるいは生物学的製剤による治療に奏効しなかった非活動期/軽度活動期 クローン病 に伴う肛囲複雑瘻孔を対象とする。肛囲複雑瘻孔は、激痛、感染症、失禁を伴うこともあり、治療は困難で患者のQOL に深刻な影響を及ぼす症状である。  欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CHMP)は2017 年12 月15 日にCx601 の販売承認を勧告している。米国では国際共同臨床第3相試験が開始されている。

アトピー性皮膚炎を標的とするアッヴィのJAK1阻害薬をFDAが画期的治療に指定

JAK1阻害薬ウパダシチニブをアトピー性皮膚炎に対する画期的治療としてFDAが指定  アッヴィが開発中のJAK1阻害薬ウパダシチニブ(upadacitinib)は関節リウマチ(RA)を対象にSELECT試験と総称する6本のフェーズ3試験が順調に進んでいる。昨年12月には3本目のSELECT-MONOTHERAPY試験がメソトレキセート無効患者を対象とした単独療法で好成績を収めた。高用量(30mg)1日1回内服14週投与時点のACR20/50/70達成率はそれぞれ71%、52%、33%に到達した。RA以外の自己免疫疾患はクローン病とアトピー性皮膚炎でフェーズ2段階にある。  市場が大きい関節リウマチで初めて成功したJAK阻害薬は2012年にFDAが承認したトファシチニブ(販売名:ゼルヤンツ、2017年実績13億㌦(1500億円)ファイザー)であるがJAK1、JAK2、JAK3のサブタイプに対する選択性は乏しい。2017年に関節リウマチ適応症で欧州医薬品庁(EMA)が承認したバリシチニブ(販売名:Olumiant、リリー)はJAK1およびJAK2を阻害する。リリーは昨年9月にバリシチニブが中度~重度のアトピー性皮膚炎の患者を対象としたP2試験で主要評価項目を達成したと発表した。ファイザーは昨年12月にトファシチニブが追加効能として乾癬性関節炎(PsA)のFDA承認を取得する一方、JAK1選択性阻害薬PF-04965842でアトピー性皮膚炎のフェーズ3試験を開始した。今後のJAK阻害薬の開発はJAK1選択性と各種の自己免疫疾患との関連が焦点となりそうだ。

EMA、TiGenix のクローン病に伴う肛囲複雑瘻孔治療薬Cx601(darvadstrocel)の承認勧告採択 2017/12/15

TiGenix NV と武田薬品が申請中の同種異系脂肪由来幹細胞懸濁剤Cx601 に関して、欧州医薬品庁(EMA)の先端医療委員会(CAT)が科学的審査を担当し、CHMP にadvanced therapy medicinal products (ATMPs)として、クローン病に伴う難治性肛囲複雑瘻孔治療用幹細胞懸濁剤として承認を推奨する見解を示したことから、それを受けたCHMP はEMA としてEC への承認勧告を12 月度CHMP 定例会議で採択した。 承認勧告の根拠となったのは、Cx601 の有効性と安全性を検討するためにデザインされた第3 相無作為化、二重盲検、プラセボ対照比較試験である。24 週時点の試験結果が Lancet 誌に掲載され、Cx601 は対照に比較して有効性の主要評価項目の複合奏効について統計学的に有意に優れていることが示された。治療下で発現した(非重篤および重篤な)有害事象の発現率と種類、並びに有害事象による中止例数は、Cx601 群と対照群で同様であり、最も発現頻度の高い有害事象は、肛門周囲膿瘍と直腸痛であった。また、追跡データにより、Cx601 はクローン病に伴う難治性の肛囲複雑瘻孔患者に対し、52 週間にわたって長期的に奏効を維持したことが示唆された。 肛囲複雑瘻孔は、クローン病の合併症の中でも治療困難な合併症の1つと考えられており 、激痛、腫脹、感染症、失禁等を伴うことがある。現在も治療困難で、患者QOL に深刻な悪影響を及ぼしている。 Link » 武田
Pfizer Announces FDA Approval of XELJANZ (tofacitinib) and XELJANZ XR for the Treatment of Active Psoriatic Arthritis Dec. 15, 2017  JAK inhibitor ,  Psoriatic arthritis ファイザーが開発した JAK阻害剤 の関節リウマチ治療薬ゼルヤンツに対して、 乾癬性関節炎 の追加効能をFDAが承認。

武田薬品のCx601を欧州委員会がクローン病に伴う肛囲複雑瘻孔の治療薬として承認勧告

Takeda And Tigenix Announce That Cx601 (Darvadstrocel) Has Received a Positive CHMP Opinion to Treat Complex Perianal Fistulas in Crohn's Disease  - First allogeneic stem cell therapy to receive positive CHMP opinion in Europe - December 15, 2017  Takeda ,  Stem cell therapy , 武田薬品がベルギーのTigenix社から導入したCx601を欧州委員会CHMPがクローン病に伴う肛囲複雑瘻孔の治療薬として承認勧告した。脂肪由来幹細胞の懸濁剤であり、 他家幹細胞治療薬 が欧州で承認されるのは初めてとなる。

IL-17阻害薬トルツ(が活動性乾癬性関節炎の治療薬としてFDAの追加承認を取得

Lilly's Taltz® (ixekizumab) Receives U.S. FDA Approval for the Treatment of Active Psoriatic Arthritis Dec. 1, 2017 リリーが開発した IL-17阻害薬 トルツ(一般名:イキセキズマブ)が活動性乾癬性関節炎(PsA)の治療薬としてFDAの追加承認を取得した。2016年3月に承認された 尋常性乾癬 (PsO)に続いて2つ目の適応症。

ベンリスタの自己注射用を可能とする皮下注射用製剤を欧州委員会が承認

GSK receives European marketing authorisation for self-injectable formulation of Benlysta for the treatment of systemic lupus erythematosus 13 November 2017 GSK ,  SLE ,  B-lymphocyte stimulator (BLyS) 全身性エリテマトーデス の治療薬として承認されている抗BLySモノクローナル抗体ベンリスタの 自己注射用を可能とする皮下注射用製剤 を欧州委員会が承認した。米国FDAは8月に承認済み。

乾癬治療薬ステラーラが全身性エリテマトーデスにたいするP2試験で好成績

STELARA® (USTEKINUMAB) SHOWS POSITIVE RESULTS IN TREATMENT OF SYSTEMIC LUPUS ERYTHEMATOSUS IN PHASE 2 TRIAL November 6, 2017 JNJ ,  IL-23 inhibitor ,  Systemic lupus erythematosus 抗IL-23抗体 の乾癬治療薬ステラーラが 全身性エリテマトーデス にたいするP2試験で好成績を示した。ヤンセンは効能追加をめざすP3試験を計画。 

リサンキズマブが尋常性乾癬を対象とした3本のP3試験を完了

Risankizumab Meets All Co-Primary and Ranked Secondary Endpoints, Achieving Significantly Greater Efficacy Versus Standard Biologic Therapies in Three Pivotal Phase 3 Psoriasis Studies Oct. 26, 2017 AbbVie ,  IL-23 ,  Plaque psoriasis ,  Boehringer Ingelheim 抗IL-23抗体リサンキズマブが尋常性乾癬を対象とした3本のP3試験を完了、主要評価項目をすべて達成した。アッヴィとベーリンガーインゲルハイムが共同開発。