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メルク大衆薬事業の買い手として業界最大手のバイエルが浮上、ノバルティスの提案は後退

メルクの大衆薬事業は連結売上の4%、13年度は1900億円で横ばいだった。1月にフレーザーCEOが売却の意向を表明すると、5000億円プラス自社の動物薬事業との交換を提案するノバルティスが、最有力の買い手候補と噂された。 ノバルティスの大衆薬事業(4000億円)は連結の7%をしめるが、動物薬は開示されていない。 最終決定は3月末となりそうだが、最近の観測では提示価格が1兆円を超え、ノバルティス案は後退している模様。バイエル(大衆薬事業5400億円)、サノフィ(4200億円)、J&J(4000億円)など、他の大衆薬大手の動きに注目が集まっている。

後発品大手Actavisと米国の中堅製薬企業Forestが合併、買収価格は2兆5000億円

アクタビスのForest買収 はテバと同様、新薬事業へのシフトを急ぐ後発品企業の動きとして注目される。低分子の大型製品は「2006年問題」、「2012年問題」と6年ごとの大波ですでに壊滅状態、次の「2018年問題」で特許切れとなる大型製品はバイオ医薬品が中心となる。バイオシミラーへの取り組みが難航する後発品メーカーにとっては危機的な状況となってきた。 アイルランドの首都ダブリンに本社を置くアクタビスは米国Watsonがリバース・テークオーバーで合併し、テバ、マイランに次ぐ世界3位の後発品メーカーとなった。Forestは中堅ながら販売力に優れ、抗うつ薬レキサプロやアルツハイマー症治療薬メマリーを米国市場で成功させた実績がある。

抗血液凝固薬イグザレルト(バイエル/J&J)のACS(急性冠症候群)効能追加の非承認をFDAが通知

イグザレルトのACS効能追加は13年5月に欧州で承認済み。米国で難航する背景には、競合品のプラザキサ(ベーリンガー)やBrillinta(BMS)と同様、出血副作用に対する厳しい環境があるようだ。

アストラゼネカ(AZ)がBACE阻害剤のアルツハイマー症治療薬AZD3293のP3試験を開始

アルツハイマー症治療薬の開発は抗βアミロイド抗体(ファイザー、リリー)やγセクレターゼ阻害剤(BMS)など失敗続きだが、メルクは昨年、経口投与のBACE 阻害剤MK-8931をP3試験に進めた。AZのBACE阻害剤は約半年遅れで追随している。