リキッド・バイオプシー(続報):未治療びまん性大細胞型B細胞リンパ腫のバイオマーカー

NCI研究所癌研究センターリンパ性悪性疾患部門の研究チームが、未治療びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)患者における血中循環腫瘍DNA(ctDNA)がバイオマーカーとして有用であることをLancet Oncologyオンライン版に発表した。

DLBCLの再発の検出は、現在、CTスキャンやinterim PETなどの画像診断でモニターされている。今回報告された研究では、未治療DLBCL患者126例を対象として、シーケンシング技術を用いてctDNAを分析した。すべての対象は、1993年5月~2013年6月にリツキシマブおよびEPOCH(エトポシド/プレドニゾン/ビンクリスチン/シクロホスファミド/ドキソルビシン)を含む薬物療法を受けていた。CTスキャンで再発と診断される3.5ヵ月前(中央値)に、ctDNA検査により疾患の再発を検出することができた。ctDNA検査により、CTスキャンの回数を削減して放射線被曝量を減らし、医療費を軽減できると期待される。さらに、ctDNAレベルは治療に反応しないハイリスク患者を特定するためのバイオマーカーとしても有望と考えられている。

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